デジタル一眼カメラ2台体制へ

カメラ2台 ニコン

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2020.6.5追記

目次

実家で見つけたニコン機

実家に立ち寄った時に、父親が使用していたニコンのデジタル一眼カメラを見つけた。
父親は元々写真を撮るのが好きでこのカメラを所有していたが、この時は病床にいて使っていない状態だった。

Nikon D5300

父親が所有していたのは「Nikon D5300」という機種。カメラボディと2本のレンズ「AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」、「AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR」がセットになったダブルズームキットだった。

しばらく使用されてなかったが

埃を被っていたのでキレイにして、電源を入れてみるとちゃんと使えることがわかった。標準ズーム、望遠ズームともにオートフォーカスも問題なく動く。このカメラが実家で眠ったままなのはもったいないので、母親の許可をもらい、持ち帰ってしばらく使わせてもらうことにした。

集合写真の苦手意識

社内表彰式の撮影担当に復活することが決まった。
撮影を担当する中で、集合写真への苦手意識が芽生えていることに気づいた。基本的には年に1回の撮影担当。今回に至っては2年振りの担当。
前回(2017年担当時)から自分のカメラを使用して、多少よくなった程度。ただ、前回の時の集合写真も顔の被りがあり、写っていない社員がおり、社内で指摘されていた。
そんな事を考えていると、ますます集合写真へのプレッシャーが掛かってきた。

「集合写真の撮り方」で検索してみよう

GoogleやYouTubeで「集合写真の撮り方」を検索してみることにした。すると、今までカメラ任せのプログラムオートモードでしか撮影したことがなかったので、全くと言っていい程知らなかったことに色々気づいていく。

絞り(F値)について

集合写真で全体(1列目だけでなく、2列目や3列目)にピントを合わせるには、「レンズの絞りを絞っていく必要がある」という解説がいくつものサイトで載っていることが分かった。
F6.8〜8くらいに絞るといいという情報があったので(本当は被写体との距離で調整していかなければならないので、私の場合はもっと絞る必要があった)、表彰式では今までのプログラムオートを脱して、絞り優モードで撮ってみようと考えた。
今にして思うと、簡単に調べただけの情報ですぐに大きな式典の本番にやってみるという考え自体にゾッとしてしまうのだか、当日知識のなかった私は、絞り優先モードで撮れば、今まで上手くいかなかった集合写真がうまく撮れるのではないかと思ってしまっていた。

2台体制で挑む

2019年の社内優秀社員表彰式から撮影担当に復活。
自分のキャノンX8i と父親のニコンD5300の2台体制で挑んでみることに。
表彰式当日は、キャノンX8i に18-55mmの標準ズーム、ニコンD5300に70-300の望遠ズームをセットした。
2台体制にしたことはとても良かった。表彰式の全体像や表彰者の表情のアップをカメラを替えることですぐに撮れるのは大きなメリットとなった。

緊張の集合写真撮影

撮影担当の自分としては一番緊張する場面が集合写真撮影。
絞り(F値)はネットで調べた6.3に設定。表彰式は参加人数が多いので5グループに分けて撮影する。時間も限られているのでどんどん撮影していく。撮影した写真を、カメラの背面液晶で確認した時にはしっかり撮れていると思っていたが、自宅のPCで確認してみると、最前列にはピントが合っているものの、後列についてはピンボケしている状態だった。
今から考えると、当日の被写体との距離を考えると、F6.3では絞りが甘いことがわかるが、当時はそこまでの知識がなかったので、かなりショックを受けた。
結局、このピンボケした集合写真をプリントして参加者に配るしかないという非常に悔しい思いをした。

デジタル一眼カメラについてしっかり学ぼう

この悔しさを晴らすのは、来年の表彰式の舞台しかないと考え、1年間デジタル一眼カメラにしっかり学ぼうと決意を固めた。