デジタル一眼カメラの魅力が分かったところで「撮るものがない」という方がいます。「何を撮るか」というお話です。
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世の中は被写体で溢れている
デジタル一眼カメラの魅力を伝えると、デジタル一眼カメラの魅力は分かってもらえますが「撮るものがない」や「宝の持ち腐れになってしまいそう」というお話を聞きます。買ったはいいものの、撮るものがなくて結局使わなくなってしまうということです。しかし、「何でも被写体になる」という視点を持つと、世の中が被写体で溢れているということに気づき始めます。
そういう私も
「子どもが3歳になった時に、地元にある三才駅という駅で写真を撮りたい」ということで、デジタル一眼カメラ(機種はCanon X8i )を購入しました。ライフイベントがきっかけで購入した訳です。きっとこういった方が多いと思います。購入直後はたくさん撮っていましたが、徐々に撮らなくなっていきました。
特別なことがないから
特別なこと(イベント)がない=撮らない。という考えになっていました。ただ、この考えが間違っていたことに気づいていきます。
特別じゃない日なんてない
同じように日々時間が流れていくように感じますが、全く同じは1日たりともありません。そう考えると瞬間瞬間が特別な時間になります。何気なく撮っておいた写真が、後々AmazonphotosやGoogleフォトで「○○年前の今日」という感じで流れてきた時に、すごい思い出になっているなんてこともあります。
何でもいいから1日1枚撮ってみる
例えば「毎朝ベランダから同じ向きの空を撮ってみる」や「花を育てるのが好きなので、花の成長を撮ってみる」「『赤』という色に着目して撮ってみる」等、撮るものは何でもいいのですが、毎日撮ることで今まで気づがなかった周りの変化に気づいていくようになります。それと同時進行で、撮影のスキルも自然と上がっていきます。人間不思議なもので、ある「色」や「物」に着目することで、とても気になることがあると思います。「あの車欲しいな」と思えば、たくさん走っている車の中で、その車種だけが目に留まるという経験はあるのではないでしょうか。
私だけの特別
誰かに見せるためではなく、「私だけの特別なもの」と考えるとハードルがかなり下がると思います。「私だけの特別を撮りためる」そんな素敵なデジタル一眼ライフを始めてみましょう。