水原一平通訳【WBC決勝戦前の秘話】栗山英樹監督

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2023年5月7日にテレビ朝日系列で放送された「緊急特報!侍ジャパンWBC世界一の熱狂!」に栗山英樹監督が出演し、決勝戦前の裏話を明かしています。

目次

水原一平通訳が持っていたボール3ダース

水原一平通訳とは

MLB(メジャーリーグベースボール)のロサンゼルス・エンゼルスで大谷翔平選手の専属通訳として所属。

2023年WBC日本代表(侍ジャパン)の通訳も担いました。

WBC決勝戦前に大谷翔平選手が話した言葉

当時は何度も放送されましたが、アメリカ代表との決勝戦の日の声出しを大谷翔平選手が担当。大谷翔平選手は声出しで、「僕から1個だけ。憧れるのは、やめましょう。ファーストにゴールド・シュミットがいたりとか、センターみたらマイク・トラウトがいるし、外野にムーキー・ベッツがいたりとか。野球をやっていれば誰しもが、聞いたことがあるような選手がいると思うんですけど、今日一日だけは、やっぱ憧れてしまっては超えられなんで。今日、超えるために、トップになるために来たんで。今日一日だけは、彼らへの憧れは捨てて、勝つことだけを考えていきましょう。さあ、行こう!!」と話しました。

栗山英樹監督が明かした裏話

大谷翔平選手の「憧れるの、やめましょう。」と言う言葉に、「すごくひとつになった感じなんですけど、実はその前に、僕的にはちょっと、あれ?どういう感じだったかなと思った」という出来事があったことを、番組内で栗山英樹監督が明かしています。

水原一平通訳が抱えていたボール3ダース

栗山英樹監督が、「練習が終わって、試合が近づいていったら通訳の水原一平がボール3ダースぐらい抱えて、監督室を通って、ロッカーの方に行った」と荷物を運ぶ、水原一平通訳を目撃したことを明かしています。

その時は特に気に留めていなかったが、「そのまま、水原一平通訳がバックしてきて、僕(栗山監督)の部屋に入ってきて”監督、これ要ります?”って、箱を開けてボールを1個くれた」と言います。

そのボールは「トラウトのサインボール」だった。「後々気になって“一平、あれ、どういう経緯?”って聞いた」と確認すると、ある選手が水原一平通訳に「トラウトのサインボールもらえるかな?」と相談。それを受けて水原一平通訳がトラウトに連絡すると「OK!書くよ。全員分書いてあげる」と快諾してくれた。そして、栗山英樹監督が「一平、それみんなもらったの?」と聞くと、「みんなすごい喜んでもらいました」と大喜びだったという秘話を明かしてくれました。

まとめ

決勝戦前、大谷翔平選手の声出しに繋がっていると思われる今回の秘話。同じく同番組に出演していた野球解説者の古田敦也さんは、「多分それを見て大谷も言ったのかもしれない」と、声出しのセリフの意図を分析。

栗山英樹監督も「そういう想像が(できる)。そういうのも含めての一回、平らに翔平が戻したのかなって捉え方をしながら聞いてた」とも話していました。

WBC優勝から1か月半程経ちますが、こういう秘話を聞けることで、当時の感動が蘇りますね。

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