2023年6月5日放送の日本テレビ系列の『news zero』でジャニーズの問題について言及しています。
目次
涙を浮かべながら言及
櫻井翔さんが指摘した2つの側面
ジャニーズ事務所の問題について、約4万人分の署名が与野党に提出されたというニュースに触れたのち、この問題の2つの側面について、自らの考えを話し始めました。
2つの側面
櫻井翔さんは2つの側面として、以下の心境を吐露しています。
「1つは今、問題の責任が問われている事務所に所属しているということ。そしてもう1つは大きな意味では自分は被害者側に見られうる立場に置かれているということ」と説明。続けて「私にとって、この2つの側面を踏まえますと、コメントをすることは難しいと考えていました。今もまだどの立場でどうお話できるのか難しいのですが、お伝えしたいことの1つは、臆測で傷つく人たちがいるということです」
目に涙を浮かべ、時折言葉を詰まらせながら
目に涙を浮かべ、時折言葉を詰まらせながら以下のコメントもしています。
「かつて同じジャニーズJrとして時間を共にしてきた大切な仲間の中には、すでにこの世界とは全く違うところで新しい人生を歩んでいる人たちがたくさんいます。そういう人たちも含めてあらぬ臆測を呼び、今回の問題の対象になってしまうことは、何よりも避けなくてはいけない。避けたいと。そこを考える中で、私自身、発言すること自体がまた臆測を呼び、広げ、無関係な人々まで傷つけることにつながるのではないかということを恐れています」
最後は厳しい表情で
最後は厳しい表情で以下のように語っています。
「だからこそジャニーズ事務所は話したくない人の口を無理やり開かせることなく、しっかりとプライバシーを保護した上で、どのようなことが起こっていたのかを調査してほしい。そして、被害を訴える方々、並びに本日提出された署名をしたみなさんの思いを重く受け止め、二度とこのような不祥事が起こらない体制を整えなければならないと思います」と訴えた。そして「最後にあらゆる性加害は絶対に許してはならないし、絶対に起こしてはならないと考えています。」
まとめ
約4万人の署名が提出されたタイミングで、非常に難しい立場にある櫻井翔さんが、生放送という場面で発信したことに非常に好感が持てました。この問題のさらなる進展を期待したいですね。