2023年8月7日0時(日本時間)から、イングランドのサッカーの聖地ウェンブリー競技場で、コミュニティシールドが行われました。
目次
PK戦の末にアーセナルが勝利
コミュニティシールドとは
正式名称は、FAコミュニティシールド。イングランドサッカー協会が主催するスーパーカップ戦。プレミアリーグのチャンピオンとFAカップのチャンピオンが、プレミアリーグの開幕1週間前の週末に行われます。
同一クラブが、プレミアリーグとFAカップの2冠を達成していた場合、プレミアリーグ2位のチームと対戦することになっています。
昨季3冠のマンチェスターシティ
昨季、プレミアリーグとFAカップだけでなく、ヨーロッパチャンピオンズリーグ(UCL)の3冠を達成したマンチェスターシティ。
そのため、今年のコミュニティシールドは、マンチェスターシティと、昨季プレミアリーグ2位のアーセナルが対戦することになりました。
先制はマンチェスターシティ
前半は0-0で折り返し。後半途中からは、ケガの影響でプレシーズンマッチでの出場がなかったケビン・デ・ブライネ選手が出場。そのデブライネ選手も絡み、77分にパルマー選手の狙い澄ました一撃がゴールに突き刺さり、マンチェスターシティが先制。
アディショナルタイムの劇的同点弾
このままマンチェスターシティの勝利で試合終了かと思われた後半アディショナルタイムにドラマが待っていました。選手の接触もあり、後半アディショナルタイムが伸びた中、アーセナルのトロサール選手が中央に切り込んで左足を振り抜くと、ボールが相手ディフェンダーにあたりリフレクション。そのボールがそのままゴールに吸い込まれ、101分(90分+アディショナルタイム11分)の土壇場に同点に追いつきました。
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大会規定により延長戦はなく、そのままPK戦に突入。
アーセナルのゴールキーパー・ラムズデールの好セーブもあり、PK戦を4-1でアーセナルが制作し、3年ぶり通算17回目のコミュニティシールド制覇となりました。
まとめ
非常に見どころの多い試合となったコミュニティシールド。イングランド・プレミアリーグ2023-2024シーズンの到来を告げるのに相応しい、素晴らしい一戦となりました。アーセナルの勝利で幕を閉じましたが、マンチェスターシティにとっても、デブライネ選手が実戦復帰できるなど、プレミアリーグ開幕に向けて、明るい材料がありました。来週から開幕するプレミアリーグが楽しみですね。