目次
撮影機材は揃った
Nikon D500とTamron16-300mmの高倍率ズームレンズという運動会当日の撮影機材は揃った。
YouTubeで検索
一昔前まで何か新しいことを学ぶとなると、本やGoogleやYahooといったサーチエンジンで検索して、サイトやブログを読んで勉強するという文字情報での勉強が普通でしたが、今ではYouTubeというとても便利なものがあります。
自分のインターネットでの検索行動にも変化が現れていますが、先程のGoogle Yahooで検索するのと同じように、YouTubeでの検索が日常になっています。検索チャネルがひとつ増えたというイメージです。
YouTubeで知りたい情報を検索してみると、誰かしらその情報をアップしているものです。そしてYouTubeなので当然ですが、知りたいことを動画で紹介してくれているわけです。
YouTubeで勉強
「運動会 撮影」というキーワードで検索すると多くの情報が出できますので、さらに「保育園 運動会 撮影」くらいまで絞って検索していきます。
まずは動画を見ながら勉強し、当日のイメージを膨らませていきます。動画を見ていてとても重要だなと思ったポイントがありました。
「子どもの目線で撮影する」
というポイントでした。保育園の年長といっても、大人と並ぶと子どもの身長は、大人の腰ぐらいの高さになります。大人が立ったまま撮影すると、自然と上から見下ろす構図になってしまうわけです。撮影する時に、大人が座ったり、中腰になって子どもに目線を合わせて撮影するだけで、かなり臨場感のある写真になるということが分かりました。
練習あるのみ
運動会か様々な種目があり、保育園で最後の運動会となる年長さんは出番も多い訳ですが、うちの息子が走ることが好きということもあり、撮影のメインをかけっこにしました。
運動会までの土日は、安全な家の駐車場で子どもを走らせて、それを私が連写で撮影するという練習を繰り返しました。トライ&エラーを繰り返していきます。
子どもが走るよりも速い速度でも練習しようと、子どもがストライダー『ペダルがなく、足漕ぎをする二輪車)に乗っているところを連写で撮影したりしました。
撮影イメージは出来ているが
中々イメージ通りにはいかないものです。望遠から手前にレンズを動かしながら撮影していくと、途中からピンが外れてしまいます。今であれば、シャッタースピードを変えて試してみるというような発想になりますが、当時はそこまで思いつきませんでしたので、色々試行錯誤していきました。
参考になった鉄道写真家さんのYouTube
撮影の練習をしている時にふと見ていたYouTubeで目に留まるものがありました。頭の中でどうすれば走っている子ども(動体)を撮れるかということを考え続けていたから、目に留まったとも言えます。
それは、新幹線などを撮影する鉄道写真家(撮り鉄)さんの撮影風景でした。猛スピードで走り抜ける新幹線にしっかりピンを合わせて撮影していきます。もちろん、プロカメラマンのスキルという部分も大きいですが、その中でこれは、かけっこの撮影でもいいかもしれないというテクニックがありました。
「置きピン」での撮影
走ってきた子どもの顔がここに来るだろうと予測されるところに、カメラのフォーカスポイントを置いておいて、そこに子どもの顔が入ってきた時から連写を始めるという撮影方法です。
置きピンにしたことで、ピンボケはかなり減りました。運動会当日もこの方法で撮影しようと思いました。かけっこでゴールの瞬間をしっかり撮影することが目標です。