10月15日に小学校1年生の息子の体育発表会があり、その撮影をしてきました。
目次
体育発表会
コロナウィルスの影響で、息子の小学校では通常6月に開催される運動会が中止となっていました。しかしながら、ピーク時よりも状況が落ち着いてきていることで、体育発表会という形で2学年毎小規模な運動会を開催できることになりました。先生方の努力には感謝しかありません。
かけっこをバチピンで撮るために
開催が発表された1ヶ月前から、天気が良い土日は息子と外で遊びながら、連写撮影の練習に励んできました。撮影する目線やかけっこのゴールを想定して、どの辺に置きピンをして、どのくらいから連写を始めればゴールシーンをしっかり撮影できるのかということを考えながら、練習をしました。
2台のカメラで練習
私が所有しているのは、メインで使用しているCanon EOSRとNikon D500になります。画質が上なのは、フルサイズ機のEOSR。連写性能が高いのは、D500になります。どちらでも撮影できるように、練習では2台とも撮影しました。
本番ではD500を使用
かなり悩みましたが、息子が動き回る速さに対応するため、本番では10コマ/秒の連写性能があるD500で撮影しました。レンズは、Tamronの70-210mm F4を使用しましたので、フルサイズ換算で105-315mmになります。記録メディアは高速なXQDカードとSDカードを使用しました。
もう少し望遠が欲しい
小学校の校庭は広いので、正直もう少し望遠が出来たらと思う場面がありました。100-400mmや100-500mmくらいの望遠レンズをレンタルするということを考えても良いかもしれないと思いました。もしくは、Canon EOSR5、Nikon Z7やSONY α7R4の様な4000万画素以上の高画素機を使って、撮影後トリミングをするというのもありかもしれません。
子どもには目印となるものを身に付けてもらうことも大切
同じ背丈の大勢の小学生の中で、自分の子どもを見つけるのは想像以上に大変ですので、目印となるものを身に付けてもらうことも大切です。そうは言っても、運動会の時に着る運動会は学校指定のものですので、靴下や靴で考えるのがいいと思います。
何よりも重要なのは位置取り
運動会で、保護者が観覧できるエリアは限られていることがほとんどです。その中で如何に子どもが出る競技の撮影に適した位置を取れるかが重要になります。
最適な位置取りをしたつもりが
今回、息子がかけっこで走ったコースは、校庭の中央寄りの第一コース。私は最初、スタート地点から見てゴール左奥の保護者観覧エリアで撮影しようと考えていました。ところがかけっこの準備が始まると、第一コースは、ゴール付近にゴールテープを持った生徒や、順位を確認する先生方が数名おり、息子のゴールの瞬間が撮影できないと思い、急遽逆サイドに移動しました。
移動した結果
しっかりと撮影することができました。息子の走る順番が14番目だったので、順番が来るまで他の生徒でピント調節も行っていました。実際にかけっこが始まってしまうと、順番が分からなくなってしまいますので、余裕を持って調節することが大切です。
ゴールテープにピントをもっていかれないように
ゴール直前が一番走っている姿を大きく撮れるチャンスになります。それと同時に、ゴールテープにピントをもっていかれやすい状況になります。一度ゴールテープにピントをもっていかれても、もう一度子どもにピントを合わせられるくらいの心の余裕も必要です。
小学1年生のかけっこは
50m走でした。小学1年生は50mを約11〜12秒で駆け抜けます。それなので、連写性能が10コマ/秒くらいのカメラであれば、連続撮影可能枚数が120枚程度あれば、スタートからゴールまで連写撮影をし続けることが可能です。D500で試したところ、書き込みやバッファの開放が高速なXQDカードを使用しても、スタートからゴールまでの連写撮影は厳しかったので、ゴール付近でしっかりと撮影できる様に、シャッターを押し始めるタイミングも、息子が走る順番までにシミュレーションを行いました。
EOSR5やEOSR6なら
撮影しながら、最新機種のEOSR5やEOSR6 であれば、追従の瞳AF(オートフォーカス)や12コマ/秒の高速連写があるので、さらに瞬間瞬間を逃さずに、快適に運動会を撮影できるのではないかということを考えました。EOSR5 やEOSR6 の性能を考えると、撮影の位置取りさえうまくいけば、撮影の失敗がないのではないかと思います。来年の運動会に向けて、購入の大きな検討材料になりました。